設立の趣旨

今日、我が国の医学・医療の内容は世界に誇るぺきものとなり、乳児死亡率は世界最低、平均寿命は世界最長と国民の健康水準は著しく向上しました。

しかしながら、少産少子化は一段と進み、未だ経験したことのない超少子社会に突入するとともに、一方において虐待やいじめは増加し、社会問題と化しており、不登校をはじめ心身症の激増や少年犯罪の多発など、子どもをめぐる問題はかつてない程深刻な状態になっております。

このような中で持続可能な国の発展をもたらすためには、少なくなった子どもの健全育成以外には道はあり得ません。その実現のために、子どもの心身の健康を守る小児科医の確保・支援と、基礎となる小児医学研究の振興は、国家的重要課題であります。さらに、国際化が進む時代に、特にアジア諸国を始め発展途上国における小児の医療及び保健の向上に対して、わが国が果たすべき役割も大いに期待されております。

本財団は、社団法人日本小児科学会及び同学会員並びに日本製薬団体連合会ほか大勢の皆様のご支線を賜り、優れた小児医学の研究に対する助成、専門医や若手小児科医育成のための支援、研究発展のための国際交流、市民の小児医療への理解・協力のための啓発活動などを総合約に実施し、小児の保健と福祉の向上に寄与することを目的に、平成20年4月に設立されました。

また、本財団は、平成23年4月公益財団法人への移行認定を受け、新たなスタートをいたしましたが、今後とも社団法人日本小児科学会及び関係学会並びに関係機関との密接な連携と協力を得て、事業の推進に努めてまいりますので、各方面のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成23年4月
公益財団法人 小児医学研究振興財団
前理事長 故鴨下重彦


事業の概要

1.研究助成
小児の健康及び疾病の成因、診断、治療及び予防に関する研究に対する助成を行う
高度先進的医療の開発のための基礎的研究に対する助成
生命倫理など社会的問題に関する研究に対する助成
虐待、いじめ、拒食、不登校などの子どもの心のケアや心身症に関する研究に対する助成
その他小児の健康及び疾病に係る研究に対する助成

2.人材育成
若手小児科医師・研究者の海外留学、海外研修に対する助成
小児科医及び研究者育成のための研修会、講習会、研究会等の開催及び支援

3.国際交流
海外からの研究者の招聘
小児科領域の国際会議や国際シンポジウム等の開催及び支援
海外研究機関等との共同研究の推進及び支援

4.研究業績に対する褒賞
優れた論文の著作者(若手小児科医・研究者)に対する研究共助金(アワード)の授与
小児医学・小児保健学の分野で特に卓越した研究者に対する特別表彰

5.広報啓発
ホームページの開設
財団ニュース・研究業績集等の発行
市民公開講座等の開催



公益財団法人 小児医学研究振興財団
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